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【Tableau Tips】日付の書式変更方法いろいろ

使いたい日付項目をグラフの用途や見せる相手に合わせて、柔軟に変更したいことはないでしょうか。中でもよく伺うお困りごとは「年月日表示から/(スラッシュ)区切り表示に変えたい」です。

日付表示を変更するメリット

2022年2月6日と2022/02/06、どちらが見やすいと感じますか?また1項目の場合と、複数日が並んだ場合、縦横に並べた場合はどうでしょうか。

一般的には、2022年2月6日は年月日の文字が場所をとるうえ、海外の方に見せづらいことがあります。一方で、2022/02/06のスラッシュ区切りは汎用性も高く、月や日付が1桁でも見栄えよくまとまります。

人によって見やすい日付形式は異なりますが、必要に応じてすぐ変更ができると便利ですね。

年月日表示から/区切り表示への切り替え

日付表示の変更ですが、基本的には計算フィールドを使わずとも「書式設定」から様々な形式に変更ができます。ただし、Tableau上でどのような日付形式を使っているかで実現性が変わります。どの表示だとスラッシュ区切りになるのか、Tableauのデモデータであるサンプルスーパーストアでいくつか試してみました。

 

前提として、Tableauではフィールドをドロップするとき(Macだとoptionキーを押しながらドロップで以下の選択画面を表示)や、項目を右クリックしたときに、年月日の表示方法を切り替えられます。

   

・月/日/年:2019年1月1日

こちらは 右クリック > 書式設定 で表示方法を変えることができません。「自動」という書式設定がデフォルトになっており、変更不可です。スラッシュ区切りにできない場合は、こちらを選んでいる可能性があります。

 

・オーダー日(不連続):2019/1/1

一方こちらは右クリック > 書式設定 で表示方法を変えることができます。単純なスラッシュ区切りなら、標準の短い日付形式でOKです。また、以下のようにカスタム日付形式を使用して曜日を表示するなどの変更も計算不要で実現できます。書式設定の書き方は、以下のヘルプを参照してください。

参照:カスタム日付形式

 

・オーダー日(連続):2019年1月1日

デフォルトでは上記の表示になりますが、右クリック > 書式設定 で表示方法を変更できます。

 

まとめ

日付項目の表示方法によって、選べる書式設定が異なります。スラッシュ区切りにできない?という場合は表示方法をぜひ見直してみてください。