ねこ吸いたい

猫を養っています

人生スキルツリーを書く

以下にも書きましたが、時間だけがたくさんあります。一生ゲームして毎日9時間寝ていたい…とはいえ放ってはおけないレイオフの恐怖。でも楽しいから一生ゲームしていたい…

neko-suitai.hateblo.jp

人生がゲームになればいいのでは?

と思うわけです。なぜゲームは楽しいのか。ワクワクするシナリオに、場面を盛り上げるBGM、善悪を超えた選択肢、寄り道、周回要素、PvP、アチーブメント…etc。個人的には本筋に関係のない寄り道が好きで、オープンワールドだと特に気がついたらスキルポイントとお金が貯まっているタイプです。

とはいえ人生はゲームと同じようにはいきません。日々取り返しのつかない要素を考慮しつつ、安全志向で日銭を稼いでいく必要があります。

 

より人生に近いゲームを遊ぶ

そんなとき、しみじみと楽しめるゲームを見つけました。Kenshiです。出自に合わせた場所からフィールドに放り出されるオープンワールドゲームで、最初は貧弱なので野犬や野盗にボコボコにされます。失血が多いと数日は動けないし、下手すると手足を欠損します。

そこで、序盤は街の外に転がっている死体を担いで、筋力やスピードを上げていきます。これで野盗にも追いつかれません。万が一襲われたら街の守衛に倒してもらい、落とした装備を店に売ります。あとは街の中に家を買ったり、人を雇ったりして、好きに生活できるようになっていきます。

 

十分に死体担ぎをしたか

ここで現実世界に話を戻すと、死体担ぎを十分やっていないな、と思うことが多々あります。フィールドを歩くのが遅い、持てる持ち物が少ないとか、最低限のことで今更困るやつです。知識が足りず詰められて凹んだり、調べ物に時間がかかったり、細かいところでロスが積み重なっているため、ここを解消する必要があります。

じゃあ現代の死体担ぎは何かというと基本知識の積み重ねです。資格をとっても意味がないとはよく言われますが、いくつかが紐づくとすぐに引き出せて人に話せます。簡単なことに挑戦するのは恥ずかしい?自分に最低限必要だとわかっていれば、他人のレベルを気にすることもありません。

 

スキルツリーを動的に変える

基礎知識の習得にためらいがなくなったら、スキルツリーを作っていきます。どの順番でいつどれを習得するってやつです。私は最近までやむを得ずオンプレ向けのスキル強化をしていましたが、界隈の急なクラウドシフトで組んでたツリーが微妙になりました。

そういえば、最近PoEを少しプレイする機会があったのですが、広大なスキルツリーから目指すビルドに最適なステータスを選び、実現できる装備を集めてエンドコンテンツに挑むのが楽しいゲームです。にもかかわらず、Quaterぐらいの頻度でリーグがリセットされるので、ビルドを再考する機会が訪れます。それごとにコンテンツの改廃や調整も行われます。

現実世界ではリーグのリセットがないので、今あるスキルをもとにツリーを改良するゲームになります。共通言語的なスキルを取らないのは危ないし、かといって技術に秀でた人と同じビルドはステータス制限で組めない可能性すらあります。

そんなこともあり、後戻りのできないPoEだな〜と思いながら年間計画を立てています。

 

技術以外のスキルを活用する

そんなわけで、私に他者と戦える技術スキルはほぼないため、単体では微妙なスキルを組み合わせて内部でアピールする作戦をとっています。私の場合はコールセンター仕込みの「聞きやすい声質」「少ない練習ですぐ喋れる」という単体で扱いづらいスキルがあります。SRPGによくいる加入時は微妙なユニットです。

例えばこれを外部講演やユーザー会、デモ録画などの形で内部にアピールし、イベント補助もできるだけ手を上げて瞬発力を高めます。多少技術力に難ありでも、これでイベントに呼んでもらって経験値を積めばよいのです。

ここに相手の問いを掘り下げるとか、気の利いたアイスブレイク、国内企業文化への理解が加われば喋れるSEっぽくなってくるはずです。

 

どのゲームを人生に採用するか

そういう意味で、好みのゲームシステムをもとに自分を構築していくのも面白いかもしれません。偶然に複数のスキルが噛み合うローグライクタイプや、ある程度方向性のあるジョブ選択型か…あなたの人生はどんなゲームシステムですか?